ご先祖たちの軌跡

私のご先祖たちが生きた時代や、彼らがどのように生きてきたのかを備忘録としてまとめていきます。

父方祖父の足跡調査パート2

前回、父方祖父の足跡調査にあたり、軍歴証明書を入手しようとしたものの、従軍していなかったため、入手出来なかったことを書きました。

 

今度は、卒業生台帳に入手を検討しました。

調べたところによると、卒業生台帳は永年保存文書のようで、場合によっては、保護者の情報の記載もあるようです。

 

もっとも、父方祖父の通った小学校はわかりません。

そこで、考えたのは、父方祖父の本籍地から通えそうな小学校で、父方祖父の入学するときに既に存在していた学校に問い合わせてみることでした。

 

そして、本籍地から通え、なおかつ父方祖父の入学するときに存在する小学校として、名古屋市西区にある、名古屋市立榎小学校が候補に挙がりました。

ただ、残念ながら、同校のホームページを見ても、メールアドレスの記載はありませんでした。

もちろん、直接電話も出来ますが、一々説明するのも面倒なため、別の手段を講じました。

それは、名古屋市教育委員会にメールで問い合わせることです。

 

名古屋市のホームページに、名古屋市教育委員会のアドレスが記載されていたので、駄目で元々というわけで、父方祖父の卒業生台帳があるか問い合わせてみたのです。

 

すると、数日後、榎小学校の教頭先生から、父方祖父の名前が記載された卒業証書台帳が見つかったと返信があり、該当のページをPDFで送っていただきました。

送っていただいたPDFには、父方祖父の氏名と生年月日しか記載がなく、新たな情報にはなりませんでしたが、少なくとも、父方祖父が榎小学校を卒業したことは、証明できました。

 

そして、厚かましいお願いとは知りながらも、返信していただいた榎小学校の教頭先生に、他に父方祖父の情報が残っていないか、再度問い合わせてみました。

すると、ありがたいことに調べていただき、その結果についてご返信いただきました。

残念ながら、卒業証書台帳以外の情報はなかったようです。

 

このように、卒業生台帳というアイテムから、家系調査につながる情報を探してみましたが、今回の調査では、戸籍から入手できる情報以上のものは、入手できませんでした。

それでも、収穫だったのは、榎小学校の教頭先生が調査の力になってくれたことです。

丁寧に事情を説明してお願いすれば、こうして協力していただけることがわかったからです。

これからも、根気強く父方祖父の足跡調査を行っていくつもりです。