母方の家系調査
今回は、母方の家系調査について書いていきます。
家系調査の基本は、何といっても戸籍謄本の入手です。
早速、母方の戸籍謄本を申請してみました。
もっとも、新潟県上越市は合併を繰り返して現在に至っており、実際に母が生まれた場所は、新潟県中頸城郡三郷村です。
ここが、母の出生時の本籍、すなわち母方祖父の本籍地となりますが、現在は新潟県上越市となっているため、上越市役所に戸籍謄本を申請します。
申請の際は、母方祖父の戸籍謄本を申請する形にして、申請書の目的を「家系図作成のため」と記載し、空欄に「遡れるだけの戸籍謄本を申請します」と追記しました。
なお、申請にあたっては、私の戸籍と父の戸籍のコピーを添付しました。
私の戸籍謄本だけでは、母の父、すなわち母方祖父の名前が出てこないためです。
父の戸籍には、母方祖父の名前が記載されているので、私が母方祖父の戸籍謄本を申請できる証明となります。
申請後、数日たって、上越市役所から連絡がありました。
曰く、家系図作成のための戸籍謄本の申請が多くなされているため、戸籍謄本の送付が1か月程度かかるとのこと。
急ぐ必要もありませんので、わかりましたと担当者に回答し、改めて遡れるだけの戸籍謄本がほしい旨をお伝えしました。
その電話か3週間くらいたったあと、また上越市役所から電話がありました。
曰く、お渡しできる戸籍謄本が全部で11通あるのですが、同封してあった小為替では足りませんので、差額の小為替を送っていただいたあとに、発送するとのことでした。
実は、申請に際し、5千円分の小為替を同封していたのですが、足りなかったようです。
余談ですが、戸籍謄本には実は種類がありまして、家系図作成に必要な戸籍謄本は正確には「改製原戸籍」と言われる戸籍謄本です。
これは、1通750円かからります。
これが11通なので合計8,250円、従って差額の3,250円分の小為替が必要になったわけです。
母方に関しては、父方とは違い、多くの情報が戸籍から入手することができました。
その理由の一つが、母方の家系が、新潟県上越市内で完結していたためです。
そして、新潟県上越市が市町村合併を繰り返していたため、広範囲の地域が管轄となっていたためです。
今回のように、ご先祖の出生地によっては、一気にほしい戸籍が手に入る場合があります。